アナログ vol.77(2022.10.3発売)

1,680  (税込)
(税抜 1,527 )
B_AN77
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日本のオーディオ 

GREY 阿部昌和

  

  

 

今回の日本のオーディオにご登場いただくのは、千葉県銚子市でトーレンスのアナロ グプレーヤー「TD124」の修理・メンテナンスを行うグレイオーディオ を主宰している阿部昌和氏です。阿部氏はオーディオ事業を始める前は、ヨーロッパから 貴重なアナログレコードを輸入し販売するレコード販売事業も営んでおり、グレイリスト(19993年1月?2012年11月)と呼ばれる膨大なリストを 通信販売用カタログとして作成していました。そのグレイリストをまとめた書籍が本年5月に刊行されました。ここでは、阿部氏がどのような経緯でオ ーディオとbrクラシック音楽に向き合ってきたのかその物語をお届けいたします。

 

飯田有抄のゼロから始めるアナログオーディオ

実践! カートリッジ交換「いざ、取りつけに初挑戦!!」

飯田有抄、井上千岳

クラシック音楽ファシリテーターの飯田有抄さんが、井上千岳さんから教わって、レコードの奥深い魅力を追求する本連載。今回のテーマはカートリッジの取り付けです。リードワイヤーは赤、白、緑、青の端子がついていますが、それらを接続するヘッドシェルの端子の色分けは、どのシェルでも同じだけれど、カートリッジの出力側はカートリッジごとに違う配置だって知っていましたか?? おっかなびっくり取りつけにチャレンジしつつ、最後には音出し成功した飯田さんのレポートをお届けいたします。

 

特集  モノラルレコード再生のたしなみ

 

LPレコード黎明期、レコードは皆、モノラル録音によるモノラル盤でした。

その頃の音楽の記録をなるべく良い音で聴きましょう、というのが本企画です。

まず必要なのは、モノラルカートリッジ。今回の特集では、いま一度モノラルレコードの構造やステレオ盤との違いについての解説を。
そして試聴編では上限を30万円までに限定して、編集部が選んだ現行モデルを井上千岳氏と石原 俊氏が8機種を試聴するほか、参考までにヴィンテージモデル2機種を聴いています。


その後に続いて、あの新 忠篤氏と薬師寺純平氏が、お気に入りのSP・初期モノラルLPを持ち寄って、イコライザーカーブを変えながら、再生を実践しました。音楽の録音制作の生まれたての頃の音楽はとにかく音楽としての楽しさが伝わってきます。

 



この特集を参考に、この秋、ぜひモノラルレコード再生にチャレンジしてはいかがでしょう?

 

小林 貢コレクション

オープンデッキに夢中

第55回

今回の「オープンデッキに夢中」は、本連載が始まった直後19号で取り上げた伝音(現デノン)の「DH-610S」を再度取り上げることになりました。今回採り上げることになった「DH-610S」は、2トラ・サンパチのコンシュマーモデルで、本稿の編集担当の石島の父が所有していた個体です。「デンオン」のオープンリールデッキのこれまでの歴史を振り返るとともにその音を聴いてみました。

 

新連載

レ・レ・レ・トーク 

第1話

 


今号から新しく始まりました、レコード店を訪問し、楽しくお買い物をするという連載です!! 田中伊佐資氏がナビゲーターとなり、レコードコレクターのゲストを招いて、おしゃべりしながら一緒に買い物をした楽しい記録を対談形式でお届けしております。今回のゲストは紙ジャケ探検隊を運営するほか、レコード・コレクターズ(ミュージックマガジン社刊)でも健筆を奮っておられる真保安一郎さんのおいでいただきました。買い物のテーマ(縛り)というものも設定しており……今回のテーマは「60年代の録音」!!さぁ、そんな買い物が展開されたのでしょうか。訪問したお店は横浜の「中古レコードのタチバナ」です。

 

 

寺島靖国のオーディオ散歩

見たい、聴きたい、話したい 

第26話「青ちょうちんを訪ねる」

 

オーディオのある場所にお散歩しがてら訪ねるという今号の“寺島散歩”の行先は「青ちょうちん」。なんと、ウエスタンの16Aホーン+555レシーバーがドーンと置かれ、並々ならぬ音が鳴っているというおでんのお店です。青ちょうちんのオーナーである秋山英登さんの只者ではないオーラと、84歳の寺島さんの現役感をご堪能ください。