ニューヨークにあるスモーク・ジャズ・クラブのライブ・オーディエンスの前で収録され、テレル・スタッフォード(トランペット)、ジェブ・パットン ( ピアノ)、デヴィッド・ウォン ( ベース )、ビリー・ドラモンド (ドラム ) の若きクインテットをフィーチャー。
★チャールズ・マクファーソンは、1939 年、アメリカ / ミズーリ州ジョプリン生まれのジャズ・アルトサックス奏者。幼少期からミシガン州デトロイトで育ち、著名なピアニスト、バリー・ハリスに師事し、19 歳でプロとしてジャズを演奏し始めた。1959 年にニューヨークに移り、1960 年から 1972 年までチャールズ・ミンガスと共演。ミンガスと共演する傍ら、ハリス、ロニー・ヒリアー、ジョージ・コールマンなどと頻繁に共演した。60 年以上にわたりジャズに欠かせない演奏家として活動してきたチャールズは、年齢を問わず多くのミュージシャンから高く評価され、今なおジャズをさらに発展させている。
★『Reverence』は、マクファーソンにとって” 深い尊敬と称賛” を定義したアルバムである。今作では、彼が音楽的、芸術的に尊敬しているミュージシャンたちと、人生を通して一緒に仕事をしてきた中で感じたことをすべて表現しており、長い間ビバップの源流に忠実になりながらも、幅広く発展させたマクファーソンが、ワイルドなビバップを今日の世界で今日のプレイヤーたちと演奏した、まさにビバップのための一枚といえる。
★また今作は、マクファーソンの師であるバリー・ハリスが 2021 年末に他界した直後に制作されており、ハリスはマクファーソンにとってミュージシャンとしてだけでなく、人間としても極めて重要な人物であり、この一枚は特に彼の思い出に捧げられている。
★しかしマクファーソンは、単純にトリビュート・プロジェクトに着手したわけではなく、その証拠にもレパートリーにはハリス作曲の曲はなく、偉大なピアニストであり教育者であったハリスへのオマージュとして書かれたのは、最後のトラック「Ode to Barry」のみである。マクファーソンはハリスを高く評価し、長年の師であり共同作業者である彼だけでなく、セッションに参加させた若いミュージシャンたちにも敬愛の念を持ってレコーディングに臨んだ。現在のバンドメンバーはもちろん、何世代ものジャズ・ファンが彼に対して抱いている深い尊敬の念を鮮やかに表現した一枚であり、これこそが今作のテーマである『Reverence』の所以なのだろう。
【演奏】
Charles McPherson (alto saxophone), Terell Stafford (trumpet), Jeb Patton (piano), David Wong (bass), Billy Drummond (drums)
Recorded November 1-5, 2023, Live at Smoke Jazz Club NYC.
【収録曲】
1.Surge (Charles McPherson) 6:242.Blues for Lonnie in Three (Charles McPherson) 9:10
3.Come Rain or Come Shine (Charles McPherson) 7:03
4.Dynamic Duo (Charles McPherson) 7:28
5.Old Folks (Eddie Harris) 7:30
6.Ode to Barry (Charles McPherson) 7:00