自然にオルガンとオーケストラの響きが融合!
ロト&レ・シエクルの名曲「オルガン付き」
【収録曲】
サン=サーンス:
・交響曲 第3番 ハ短調 作品78「オルガン付き」
・ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 作品44
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル(管弦楽)
ダニエル・ロト(オルガン/サン=シュルピス教会、1862年カヴァイエ=コル製)
ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ/1874年製のエラール)
録音:2010年
■ロトとレ・シエクルによるサン=サーンスの「オルガン付き」がSACDシングルレイヤーで登場します!ハルモニア・ムンディ・フランス・レーベルからハイレゾ音源の提供を受けて、SACDリマスタリングを施した、日本独自企画のリリース。限定生産となります。
■サン=サーンスの交響曲第3番は名作の誉れ高いものですが、物々しく演奏されるのが常でした。しかし作曲者サン=サーンス本来の資質は軽妙洒脱、威圧感や重苦しさとは無縁のはず。フランソワ=グザヴィエ・ロトが古楽器オーケストラ「レ・シエクル」を指揮した本盤は、物々しさや重苦しさは姿を消し、これぞサン=サーンスが思い描いた響き、とまさに目から鱗が落ちる思いがします。オルガンを受け持つのはフランソワ=グザヴィエの実父で有名なオルガニスト、ダニエル・ロト。パリのサン=シュルピス教会の名器が素晴らしい響きを聴かせてくれます。このたびのSACD化により、よりなめらかに自然にオルガンとオーケストラの響きが融合しているさまをお楽しみいただけます。カップリングはこれもシリアスな曲調で名高いピアノ協奏曲第4番。ジャン=フランソワ・エッセールが1874年製のエラールのフォルテピアノでいとも見事に披露。まるで古典派協奏曲のようなたたずまいとなっています。