カートは空です
2020年・・・コロナ禍で生まれた山響とのベートーヴェン
阪 哲朗(指揮)
山形交響楽団
ここに描かれたのは、2020-21年の山響と私による生きた記録である。新しく買い直した、真っ新なベーレンライターの楽譜を用い、自筆譜(あるものは)も参考にした。演奏に際して交わしたオーケストラとの音楽的対話、共同作業は、今後の演奏への大きな礎となるだろう。そして偉大なベートーヴェンを通じて音楽とは何か、感動とは何かという根本的な問いをもう一度、個人個人が改めて考え直すことができた貴重な時間だった。
今回、皆様にお届けするのはコロナ禍での活動休止から復活した無観客ライブで演奏・配信した第6番「田園」、そして私と山響のベートーヴェンが熟成してきた2021年1月定期での第7番だ。1年という時間を経て変化する山響と私のベートーヴェンをお楽しみいただけるのでは?と思う。
ーー山形交響楽団常任指揮者 阪 哲朗
【収録曲】
ベートーヴェン:
交響曲 第6番 へ長調 「田園」 op.68
交響曲 第7番 イ長調 op.92
交響曲 第6番 へ長調 「田園」 op.68
交響曲 第7番 イ長調 op.92
録音:2020年6月21日 やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)(第6番)、2021年1月16、17日 山形テルサホール(第7番) にてライブ収録
音楽ジャンル:
クラシック
レーベル:
オクタヴィア・レコード
ソフトフォーマット:
CD