豪華制作陣と贈る、6年ぶりのスタジオ・アルバム
トーキング・ヘッズのリーダーとして音楽史に名を刻むデヴィッド・バーンが、2018年の『アメリカン・ユートピア』以来となる新作『Who Is The Sky?』を完成させました。プロデューサーにはハリー・スタイルズなどを手がけるグラミー賞受賞者、キッド・ハープーンを起用。ニューヨークの室内楽アンサンブル「ゴースト・トレイン・オーケストラ」による精緻なアレンジが、全12曲に彩りを添えています。
セイント・ヴィンセント、ヘイリー・ウィリアムスら多才なゲストが共演
本作には、バーンの長いキャリアを支える旧友から現代の音楽シーンを牽引する若手まで、幅広いゲストが参加しています。セイント・ヴィンセントをはじめ、パラモアのヘイリー・ウィリアムス、ザ・スマイルのドラマーであるトム・スキナー、そして長年のパートナーであるパーカッショニストのマウロ・レフォスコといった、ジャンルを超えた豪華な面々が名を連ねています。
「なぜ曲を書くのか?」——混沌の時代に自らへ投げかけた問い
空前の成功を収めた『アメリカン・ユートピア』のプロジェクトが幕を閉じ、世界がパンデミックによる中断を余儀なくされた頃、バーンは自身の創作の根源について深く自問していました。「自分がやっていることは本当に好きなことなのか? そもそも意味はあるのか?」という重い問いに向き合う中で生まれた、アコースティック・ギターとシンプルなビートからなる楽曲の断片。それこそが本作の出発点となりました。
前衛性とポップが共鳴する「楽観主義」の新たな形
『Who Is The Sky?』は、前作で提示された「楽観的テーマ」をさらに深化させた作品です。人と人とのつながりや、社会的な連帯の可能性を追い求めるバーンの視点は、シネマティックで喜びにあふれたサウンドへと昇華されました。独特のユーモアを交えつつ、前衛的な実験精神とポップな親しみやすさを紙一重で両立させる、彼ならではのセンスが爆発しています。
「個人的な物語」を紡ぐ、ユニークでシネマティックな楽曲たち
バーン自身が「これまで以上にストーリー性がある」と語る通り、収録曲はどれも短編映画のような手触りを持っています。
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「She Explains Things to Me」:すべてが明白に見えている女性への驚き。
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「My Apartment Is My Friend」:自身の部屋との奇妙な友情。
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「I Met the Buddha at a Downtown Party」:ジャンクなデザートに夢中な精神的指導者の姿。 日常の断片を独自の視点で切り取った、ユーモアと洞察に満ちた楽曲が揃います。
「自己」からの超越を象徴するアートワークと深淵なサウンド
制作終盤に加わったトム・スキナーやマウロ・レフォスコのグルーヴを、マーク・“スパイク”・ステントらがミックス。シラ・インバーによるアートワークでは、サイケデリックな衣装に身を包んだバーンが描かれ、「自己という牢獄から逃れ、別の世界へ足を踏み入れる」というアルバムの哲学を象徴しています。
絶賛の中で進行中!13名編成によるワールドツアー
2025年9月にスタートした『Who Is The Sky?』のツアーは、現在もワールドワイドに展開され各地で熱狂を巻き起こしています。バンドは『アメリカン・ユートピア』のメンバーを含む13名編成(ミュージシャン、シンガー、ダンサー)で、全員がワイヤレス楽器を手にステージ上を自由に動き回る構成。2026年の夏には、主要な音楽フェスティバルへの出演も控えており、その勢いはさらに加速しています。
【TRACK LIST】
【SIDE A】
- Everybody Laughs (feat. St. Vincent)
- When We Are Singing
- My Apartment Is My Friend
- A Door Called No
- What Is The Reason For It? (feat. Hayley Williams)
- I Met The Buddha At A Downtown Party
【SIDE B】
- Don't Be Like That
- The Avant Garde
- Moisturizing Thing
- I'm An Outsider
- She Explains Things To Me
- The Truth