カートは空です
90年代を代表する舘野泉の名盤、待望の復活
舘野 泉 (ピアノ)
舘野泉にとってシューベルトは、若いころから愛奏のレパートリーでありながら、録音には長い雌伏の歳月を経ねばなりませんでした。作品イメージが心の内に呼応し響き合うようになったという90年代の初頭、舘野が50代後半を迎える時期、あたかもワインの熟成を待っていたかのように花開くことになります。
シューベルト天性の歌謡性を尊びながら、その胸奥に潜む光と影を一音一音に乗せ、無限に広がってゆく大河のような音楽が、ここにあります。
今も舘野の名盤としてこの一枚を挙げるファンも多い、90年代の代表作です。
【収録曲】
シューベルト:
ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 D894 「幻想」
ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
録音:1991年1月14‐19日
フィンランド、ヤルヴェンパ―、シベリウス・ホール
音楽ジャンル:
クラシック
レーベル:
オクタヴィア・レコード
ソフトフォーマット:
CD