アナログ vol.85(2024.10.3発売)

1,680  (税込)
(税抜 1,527 )
B_AN85
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2024年10月3日発売 先行予約受付中!

お詫びと訂正
『アナログ85号』におきまして、掲載記事に誤りがございました。
読者の皆様、ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます

・82ページから掲載しております「アナログプレーヤーの制振設計を知る」の中で、ラックスマン PD-151MKⅡの構造の説明に誤りがございました。

【誤】一方モーターやトランスなど振動の大きなパーツは、制振ゴムを介して底面に取り付けてある。

【正】モーターやトランスなど振動の大きなパーツは、制振ゴムでフローティングしている。
 

季刊analogは、国内唯一のアナログオーディオ専門誌。アナログオーディオと人と物にまつわる物語を紹介しております。85号の表紙は、クラウディオの「MAGNEZAR(マグネザー)」です。85号はこのマグネザーの試聴記のほか、レコード再生の基礎となる「制振」特集、リーズナブルMMカートリッジ3機種の使いこなし、モノラルレコード30選など盛りだくさんな内容に仕上げました。ぜひお手に取ってお読みください。

 

表紙のモデル KLAUDIO MAGNEZAR

ターンテーブル上層に入っているのはなんと、特殊な液体です。 プラッターはマグネット・フローティング式。重量級プラッターを浮かせて回転させる際、その水平を保つために液体を利用しているのです。回転が始まると、その液体は遠心力で外周にドーナツ状に張り付き、水平が保たれるのです。プラッターが上昇しレコードがクランプされる動作がぞくぞくするほど美しい、このターンテーブルの試聴記、角田郁雄氏がレポートしています。

角田郁雄 

 

Interview レコード悦楽人Special

音楽プロデューサー、ミュージシャン

保本真吾

マーチングのような大太鼓が鳴り響くSEKAI NO OWARI「RPG」のイントロといえば、すぐに思い出せる人は多いことでしょう。聴き手をグワッと独特な世界観に引き込むあのアレンジを手がけたのが、保本真吾さんです。アレンジや音楽プロデュースは、そのほか、ゆず、Officail髭男dism、家入レオ、井上陽水など多数。そんな保本さんは大のアナログ好きでもあるといいます。そのリスニングルームを、本誌お馴染みのオーディオ女子・飯田有抄さんが訪ねました。

飯田有抄 

 

厳選! 至福の銘品 魅力溢れてるモデルたち

音の五つ星物語

SAEC/XC-11 山之内 正
ortofon/SPU GTX S&SPU GTX E 角田郁雄
REGA/Nd Series 小原由夫
THORENS/TD1601&TD1600 石原 俊
OCTAVE/MRE 220 SE 山之内 正
TRIODE/TRZ-P300W & EVOLUTION PRE 石原 俊
Phasemation/SA-1500 小原由夫
TANNOY/SGM 10 角田郁雄

 

この秋に登場 新世代フォノイコライザー 

LUXMAN/E-07 石原 俊
THALES Tonarm/Magnifie 井上千岳
CANOR AUDIO/ASTERION V2 井上千岳
 

特集

レコード再生の制振

レコード再生の振動ノイズが出音にどれほど影響するものか、我々アナログファンは痛いほど知っています。セッティングする際は、振動対策にしのぎを削るし、プレーヤーシステムを構成するあらゆるアイテムも、万全な振動対策がなされています。ただ、それら制振へのアプローチも十人十色、考え方もさまざま。本特集では、機器のセッティング、プレーヤー設計、そしてターンテーブルシートやスタビライザーによるレコード盤の制振、評論家に実践など、多様な角度から制振の手法と理論について照らしてみました。
 
・制振の基本原理、アナログプレーヤーの制振設計を知る 井上千岳
・銘機リン LP12のフローティング構造を見てみた 飯田有抄
・テクダス AirForceシリーズのエアーベアリングと吸着 山之内 正
・ターンテーブルシート22モデル×スタビライザー20モデル相性チェック 園田洋世
・フローティング型とリジッド型機でターンテーブルシート比較試聴 飯田有抄、井上千岳
・田中伊佐資の制振論、鈴木 裕の制振論、小原由夫の制振論
・各オーディオアクセサリーメーカーの制振論
 

特集

小原由夫の

“リーズナブル”MMカートリッジを使いこなせ!

84号の「現代MMカートリッジ実力診断」の続編として、リーズナブルで小原氏も注目する3つのMMカートリッジに焦点を当て、その魅力を最大限に引き出すための使いこなしにチャレンジしてみました。リードワイヤーやカートリッジスペーサー、またヘッドシェルなどのつけ替えなどにより、最強な使い方を探ります。

CHUDEN MG-3605
Vintage Join ACOUSTIC
JICO J44 A7 NUDE 

小原由夫

 

特集

モノラルカートリッジで聴きたい

モノラルレコード30選 


モノラルカートリッジでモノラルレコードを聴くと、ステレオ針で聴くのとは違う、深淵な世界が現れます。今回は「モノラルカートリッジでぜひ聴きたい」、モノラルお宝盤を、5名の愛好家の方に選出いただきました。

保本真吾、新 忠篤、西 武司、真保安一郎、藍 隆幸

 

セッティング・バイブル

今回のテーマ:「針圧って?」

レコードを再生する際に必要な針圧の調整。針圧の目的は? カートリッジやトーンアームごとに異なるベストな針圧とは?  でんき堂スクェア湘南店主の石峯篤記氏が実験も交え、解説します。

石峯篤記

 

そのほかのCONTENTS

お宝レコード 福田雅光、生島 昇

Sincere(RYUSENKEI)が体験 “はじめてのアナログプレーヤー”

注目の新作LP 浜田省吾 洋楽カバーアルバム/ジャズヴォーカル・セレクション復刻 トーマ・キャンベル

Interview 谷村有美 あの頃の熱量がレコードに刻まれている 山本 航

レコード悦楽人登場! 平川和志さん、​​奥田陽一さん

 

analog topics Pヴァインのレコードプレス工場レポート

 

 

特別レポート/注目製品

・THORENS/新時代のスタンダード・プレーヤー「TD1500」 井上千岳

・DS Audio/DS-E3は“現代アナログ”の入り口だ! 生形三郎

・Analog Relax/音楽に込めた魂を呼び覚ますカートリッジ「EX2000」を聴く 石田善之

・MY SONIC/「Eminent GL」原点に戻って見直しが図られたエントリー機 井上千岳

・VERTERE/ヴァルテレのフラッグシップMM

・YMK ヤマキ電器/アルミナ99.5%の上位ヘッドシェルが新登場 炭山アキラ

・ACCUPHASE/「E-700+AD-60」最新プリメインでアナログを楽しむ 石原 俊

・FURUTECH/アナログ再生にも確かな効果の電源アイテム 角田郁雄

・KS-Remasta/JICOのJ44Aで聴き比べるシェルリードの魅力 炭山アキラ

・Degritter/コンパクトな全自動レコード洗浄マシンの効果を体験 小原由夫

・IKEDA/アナログに最適なフォノケーブル 井上千岳

・ZONOTONE/一線を画す新世代のスピーカーケーブルが登場 井上千岳

・GTサウンドの大型スピーカーの魅力 岩井 喬

・ACCUPHASE/「E-800S」50周年記念モデルがフルモデルチェンジ

・ACCUPHASEA-48S」人気モデルが5年ぶりにフルモデルチェンジ

 

 

連載 臼井ミトンのアナログ狂騒曲⑩

  「オーディオ文化とモノラル盤、ステレオ盤ヒストリー」臼井ミトン

文化

連載第14回 最終回 新・きょうはワイン日和 岡田稔仁

 

ヴィンテージ

キヨト・コレクションRCAの45回転プレーヤー​​キヨト マモル

もうひとつのヴィンテージTru-sonic/Model B-100岡田圭司

温故知新~福田雅光カートリッジコレクション❹ 福田雅光

「チコンキ再生奮闘記」 第16回 冨田 勲のSP盤を珍品蓄音器で聴くの巻 相原直樹

オープンデッキに夢中「修理の完了したタスカム42NBの録再チェック」 小林 貢

使いこなし

セッティング・バイブル 

「針圧って?」 石峯篤記

 

ショップ/ショールーム

analog倶楽部 全国のアナログショップを紹介

 

ソフト

MASTERCUT RECORDS/これ以上はない高純度ラッカー盤ソフトの魅力 井上千岳

 

方形の宇宙・アナログレコードの魔力    江夏俊太郎・松井 巧・武田清一

“Play”and“For Play” 第31回:「イン・ア・センチメンタル・ムード」 小原由夫

話題のニューディスクレビュー

チャレンジングな復刻盤 カラヤンのブルックナー交響曲全集 山之内 正

Ninonyno2“花見のレコード屋”「オーディオのじかん」新納裕憲

真保安一郎のあなたの愛聴盤 拝見します!第2回ゲスト 茂木俊輔さん

訪問

CHUDEN/群馬の中電本社を訪ねる 炭山アキラ

第34回 寺島靖国のオーディオ散歩 「DS Audioの試聴室を訪ねる」寺島靖国

「Face Records SHIBUYA」を訪問 レ・レ・レ・トーク 田中伊佐資  第9回 ゲスト 小原由夫さん

 

刊行形態:
定期刊行誌