今回はフォノイコライザーを大特集! そのほかにも読みごたえたっぷりの記事を満載しております。
フォノイコライザー40モデル徹底試聴
奥ゆかしい存在ながら、レコード再生の音を決定づける重要アイテム、フォノイコライザー。近年のフォノイコラーザーは飛躍的に性能が向上し、各社のラインアップも増えていています。MC用のバランス入力や負荷抵抗、負荷容量調整、イコライジングカーブ可変など、多機能化も注目ポイント。本特集では、単体型に焦点を当て、国内の市場にあるフォノイコライザーより40モデルを一挙に試聴。「フォノイコライザーのいま」をお届けいたします。
フォノイコライザーアンプってなんだ?
フォノイコライザー一斉試聴
市場にあるフォノイコライザーアンプリスト
年代物の内蔵フォノEQと現代単体フォノEQに変えてみる〜カウンターポイントSA-5000他のフォノ部を検証
お宝レコード 拡大版
LPレコードが全盛だった1960〜80年代の「音のいいレコード」 を音のプロがご紹介。「あのアーティストのこの盤が音が良かったのか」という発見が満載です。中古盤を見つけたら「即買い」間違いなしです。
寺島靖国のオーディオ散歩
ジャズオーディオ評論家の寺島靖国氏による、良い音を鳴らしている人の訪問日記。今回は、千葉の稲毛にあるジャズ喫茶「キャンディ」の林 美葉子さんを訪ねました。女性一人でジャズ喫茶を経営して46年。うんちくマニアに負けない「ジャズは知識じゃない!心だ!」の心意気に元気をもらったレポートをお届けします。
音の五つ星
今季のanalog誌厳選の新製品「音の五つ星」はラインアップです。
- LINN LP12 RADIKAL/2、EKSTATIK
- ROKSAN Attessa Turntable
- ORTOFON MC Verismo
- IKEDA Akiko
- KAJIHARA LAB KL-UA01
- TRIODE EVOLUTION
- ACCUPHASE E-5000
- ACCUPHASE C-2900
飯田有抄の「ゼロから始めるアナログオーディオ」
今回のテーマ:「MCカートリッジを聴きたい! フォノイコ? 昇圧トランス? 何がいるの?」
このところ、すっかりアナログレコードにはまっているクラシック音楽ファシリテーター、飯田有抄さんの新連載が始まりました! 今季のテーマは、フォノイコライザー特集との連動企画で、MCカートリッジを聴くために必要なアイテムについて。オーディオ評論家・井上千岳さんを講師に迎え、飯田さんご自身の体験に落としこんでのレポートを執筆してくださいました。フォノイコライザー、昇圧トランスが何をするものなのか、また、インピーダンス・マッチングについても触れています。
“かないまる”発案、カートリッジの「消磁」レシピ
カリスマエンジニア、“かないまる”こと金井 隆さんの発案した「消磁レシピ」を本誌が初公開いたします。かないまるさんが考えたのは、カートリッジへ流し込むことで理想的に消磁ができる、かないまるさんの作った「消磁波形」。金井さん、炭山アキラさんとで本誌試聴室にて実験してみました。その効果の高さといったら……! 嬉しいことにこの波形は、ウェブ上からダウンロードして体験できるよう、本誌の発売とともに公開されています。ぜひレポートとともにお楽しみください。
SP-10プレーヤーの金属ベース製作記
過去にレコード悦楽人でも登場いただいた、オーディオのヘヴィユーザー、内田 誠さんが銘機テクニクスSP-10のベース製作に取り組んでいる。それも無垢の金属で!これは音に良さそうだ、ということでレポートをしていただいた。
みえないフォルム
レコード悦楽人特別寄稿
オーディオファイルの間で有名なフォト&オーディオのブログ「幻聴日記」「究極のリアル」の著者は、オーディオ広告を制作するアートディレクターであり、写真家の町田秀夫氏でした。今回、ご自宅のオーディオを公開いただくとともに、アナログ誌のためにご寄稿いただきました。「オーディオの趣味とはそもそもいったい何なのか?」……について、ご自身のシステムやレコードの話を織り交ぜつつ考察いただいた、感性煌めくエッセイです。方形の宇宙
クラシック編「悪意なき東洋趣味〜ジャポニズムとシノワズリ」:江夏俊太郎
ロック編「フェス〜在りし日の姿を求めて」:松井 巧
ジャズ編「想い出の種〜歳月と折々のフェイバリット・ソング」:武田清一
フィルムミュージック編「フェイスフルとバーキン〜したたかに生きてきた波乱の人生」:大橋伸太郎
レコードの中身ではなく、ジャケットについて語る「方形の宇宙」。創刊号から続く人気連載です。上の写真は、大橋氏によるフィルムミュージック編より、マリアンヌ・フェイスフルのジャケットとジェーン・バーキンのジャケットです。